麻綿原高原
2023年の台風13号の大雨の影響で、町道会所麻綿原線、町道老津線は通行止めとなっています。
迂回路は林道奥谷線(内浦山県民の森の管理道路)がありますが、道がたいへんせまく、カーブも多いため 通行の際は十分な注意が必要です。
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麻綿原高原は、清澄山系、清澄寺の北3.5キロ、標高340メートルにある関東随一のアジサイの名所として知られています。アジサイ群は、麻綿原高原にある天拝園と名付けられた妙法生寺の境内が中心で、昭和26年(1951)箕輪日受師が廃寺を再興し、アジサイを植えたことに始まります。現在は住職が端正込めて育てたアジサイが約2万株の大群生になっています。
アジサイの開花は気温差から平地より大分遅く、7月上旬から下旬が見頃です。品種は和種のため、白から青へ変化するだけですが、その素朴な色合いが高原全体に広がる景観は美しくそして荘厳です。
毎年7月の第3日曜日には、先代の住職を偲んで「そば供養あじさい祭り」が行われます。当日はあじさいを見に訪れた人たちに無料でそばがふるまわれます。住職によるミニレクチャーや三味線の演奏などのアトラクションもあります。
また、この地は建長5年(1253)日蓮上人が初めて「南無妙法蓮華経」という題目を唱えたところとして知られています。現在は、環境庁選定の「日本の残したい音風景100選」の地で、響き渡るヒメハルゼミの鳴き声も聞かれます。
周辺はヤマビルが多いので、ご注意ください。
麻綿原高原ガイドマップ
妙法生寺 大多喜町筒森1749
〈アクセス〉
自動車をご利用の場合
館山自動車道 市原ICから約48Km/約1時間45分
圏央道 木更津東ICから約36Km/約1時間10分
市原鶴舞ICから約30Km/約1時間
県道178号線から会所地区へ入り、麻綿原へ至ります。養老渓谷方面へは御嶽山脇を通り、国道465号線へ抜ける道で戻ります。
カーナビをお使いの場合は、まず「もみの木庵」:千葉県夷隅郡(いすみぐん)大多喜町(おおたきまち)会所(かいしょ)154を目指してください。そこからは1本道です。
-駐車場はこちら(普通車のみ)有料(1日500円)
-普通車以外は約2.3km手前の無料駐車場までしか入れません
-6月20日から7月20日までは一方通行規制がかかります。→上記
麻綿原高原ガイドマップをご覧ください。
-林道奥谷線は6月1日から7月21日まで夜間(午後5時から翌朝9時まで)通行止めとなります。ゲートが閉じますので、ご注意ください。
-麻綿原周辺の道路は山の中の細い道です。雨の後などは崩落が起きやすくなる恐れがありますので、注意して走行してください。
-崩落などが発生し、通行止めになる場合もあります。最新の情報を以下のサイトなどでご確認ください。
鴨川市役所林道情報
内浦山県民の森
東京大学千葉演習林
清澄寺
関東ふれあいの道 アジサイのみち
鉄道・バスをご利用の場合
●いすみ鉄道/小湊鐡道、上総中野駅から粟又行き路線バス(小湊バス)で粟又下車、約10km 徒歩2時間
小湊バス時刻表検索
●JR外房線安房小湊駅から内浦県民の森まで
鴨川コミュニティバス(北ルート)で10分。内浦県民の森から徒歩1時間10分(5.4km) (鴨川コミュニティバスをご利用の際は申し込みが必要です)